石の大きなガレ沢、ロックセクションでの「上手いイゴり方」

トライアルライダーのように自在にバイクを操るテクニックがあれば、ガレた沢や奈良トラのようなロックセクションもお手の物でしょうが、ああいったテクニックは一朝一夕で手に入るものではありません。それでは、我々モトクロス出身のライダーや、サンデーライダーはどうすればガレを上手く走ることができるのでしょうか?

こういう場所では、リアタイヤの回転で石が動いてしまって滑りやすいです。まずは姿勢を崩さないことを意識しながら、行けるところまで行きましょう。「行けないかも」というところまで無理して行っちゃうと、転倒してバイクを壊したり怪我をしたりしちゃうので、行けるところまで行ったら足をついて止まる。これが大事です。

そして、そこからはイゴって行くしかありません。ですが、このイゴり方にも、コツがあります。無駄にアクセルを開けるだけだと疲れてしまうし、バイクも消耗してしまいます。エンジン温度が上昇し、クーラントを吹いたり、クラッチが滑ってしまう原因になります。

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